みなさんこんにちは。
本記事よりSlash Appにて「本から学ぶEC運用」の情報発信をしていきます、かんだです。
いきなり、おまえ誰だよ!って皆さん思っていると思いますので、簡単に自己紹介を。
私、かんだは、ネットイヤーグループで、B2B企業のマーケティング支援を行っています。「なんでB2B企業の支援を行っている人間が、Slash Appで連載を?」とさらに謎が深まってしまうかと思いますが、私、かんだは、ネットイヤーグループに入社する前は某通販企業でECサイトの運営に携わっていたのですね。約6年で、担当するECサイトを月商50万から月商5億オーバーの年商60億近くに育てあげたのでした。そんな経験からECサイト運営については、多少の自信があります(きっと)。詳しくは@B2B_kandatakuyaをフォローしてください(最近、あまり更新していないことは、ここだけの秘密です)。
で、そんなECサイト運営担当者時代に先生として利用したのが、数々の本だったのでした。本には著者の経験がぎっしりとつまっています。そのエッセンスをしっかり理解して、利用すれば、ECサイトが成功する確率がぐっと上がります。
私、かんだが、身につけた「本の中からECサイト運用を成功に導くヒントを見つける方法」をこの連載では紹介していきます。みなさん、Shopifyで構築したECサイトを成功に導くためにも、本を読みましょう!この連載を楽しみましょう!
そんな連載第1回目では下記について書いていきたいと思います!
1.本を読むメリットとは?
2.ネットじゃダメなの?
3.Shopifyの運営に本を生かすコツは?
1.本を読むメリットとは?
なぜ、人は本を読むのでしょうか? そんな根本的な質問、小学校1年生の国語の時間でもなければ聞かれることはありません。
みなさん、この問いに答えることができますでしょうか? ちなみに、音読には
- 脳の活性化により記憶力が向上する
- 語彙力・読解力の向上
- 黙読が速くなる
- 勉強意欲が高まる
というメリットがあります。英語の学習ではシャドーイングが学習に効果があると言われています。
では、本を読むメリットとは?
(参考:EL BORDE)
元マイクロソフト日本法人社長で書評サイト「HONZ」代表の成毛眞さんは、本を読むことのメリットを次のように述べています。
成毛さんは「理由は三つ。価格、入手の容易さ、時間」だという。
一つ目の価格。たとえばスキーにはまる場合、グッズをそろえ、頻繁にスキー場に通い、そこでリフト券も買ってと、次から次へとお金がかかる。その点で本の価格はしれているし、図書館に通えば、無料で読むこともできる。
次に入手の容易さ。書店の数は減っているとはいえ、都心の大型書店に行けば、売れ筋の本はほとんどそろっている。ニッチな本も、ネット書店にアクセスすれば、ほとんどの本は入手可能。電子書籍の点数も増えている。「手に入れたい」と思った本を、気軽に入手できる環境はかなり整備されているといえよう。
最後に挙げた“時間”は、「まとまった時間が不要」ということ。スポーツならば、まずは体力をつけて、基礎練習から始め、練習を重ね、試合をしたり、合宿をしたり…。いずれも、それなりのまとまった時間が必要だ。しかし読書であれば、基礎練習もトレーニングも不要。移動中などのスキマ時間に取り出して開けば、すぐ「読書タイム」に入ることができる。
(参考:EL BORDE)
とはいえ、どんな本を読めばいいのか、わからない。そもそも、本を読む時間がない。そんなあなたにお勧めなのが、この【本から学ぶEC運用】です。私、かんだが、今まで読んできた本の中から「これは、Shopifyの運用に使えるな」と思った本をチョイス。さらに、その本の中から「この箇所はShopifyの機能を使いこなすために使えるな」というポイントを紹介します。
2.ネットじゃダメなの?
身も蓋もない質問ですね。そもそもSlash Appだってネットメディアじゃないですか。世の中にはたくさんのネットメディアがあり、ECサイト運用のコンテンツはあふれています。でも、私、かんだは本を読むことをおすすめします。もちろん、かんだのようなネットイヤーの人間が言うことなんか信じられないよ!と思われる方がいることも承知しています。でもですね、「ネットよりも、本を読むべきだ!」ということは明治大学文学部教授の齋藤孝サンも言っているのです。
ネットで何か読もうというときは、そこにあるコンテンツにじっくり向き合うというより、パッパと短時間で次へ行こうとします。より面白そうなもの、アイキャッチ的なものへ視線が流れますね。ネット上には大量の情報とともに気になるキャッチコピーや画像があふれています。それで、ますます一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまう。
最近は音楽もネットを介して聴くことが多くなっていますが、ネットでの「向かい方」ではイントロを聴いていることができません。我慢できなくて次の曲を探し始めてしまいます。そこで、いきなりさびから入るような曲の作り方をしているという話を、あるアーティストの方から聞きました。
(参考:読書する人だけがたどり着ける場所)
ほらね。だから本を読みましょう。
え? だからこの記事もネットの記事じゃないか?って。ネットの記事はネットの記事ですが、パッパッと読み飛ばせるような記事にはなっておりませんよ。しっかりとECサイトを運用する、Shopifyの運用を成功に導くヒントが書かれています。この記事をしっかり読み込んで、EC運用に関する基礎知識を身につけてください。そして、様々な本を読んでください。ある分野に関する基礎知識があることこそ、本を早く読むコツだと外務省のラスプーチンと言われた佐藤優さんがおっしゃってましたよ。
3.Shopifyの運営に本を生かすコツは?
では、この連載で紹介された内容を、紹介された本に記載されている内容を、どのようにしてShopifyの運用に生かせば良いのでしょうか? それは簡単ですよ。この連載で紹介された内容を、紹介された本に記載されている内容を教科書に書かれていることだと思って、実践してください。小学生の頃、算数の教科書に載っていた公式を覚え、テストで使ったように、本の内容を使ってください。
「え?世の中そんなに上手くいかないよ」「教科書通りに行かないのが世の常だよ」と思っている方も、多いでしょう。実際、私、かんだ、もそう思っていました。が、それが間違いであると、星野リゾート代表の星野佳路さんに教えてもらいました。
私は経営職に就いた当初から自分が特別な資質を持っていると思っていませんし、自分の直感も信じていません。だからこそ、経営に科学を取り入れるべきだと考え、教科書を経営の根拠に置いています。自社の課題に合った教科書を選び、教科書に書かれている通りに経営してきました。
私が使うのは研究者が書いた教科書であり、いずれも企業の事例の積み上げから法則を導いています。その内容は例えば医学や化学と同じ科学の世界であり、正しさが証明されています。私は教科書を通して証明された法則を知り、それを経営に活用しているのです。
(参考:日経ビジネス)
もちろん、学びたい科目と違う科目の教科書に出会うこともあるでしょう。その場合、一生懸命教科書を読み込んでも時間の無駄になってしまいますので、違う科目の教科書を探しに行きましょう。そして、「これこそが私の教科書だ!」という本に出会ったら、しっかりとその本に書かれていることを実践しましょう。
それこそがShopify運営の近道ですよ。
そして、そんな近道となるような本を紹介していきますね。
本記事でご紹介した本や記事の情報は記事公開時の情報となっております。
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