この記事でわかること
- 「配送&注文サポーター」がどういうアプリか
- 「配送&注文サポーター」で利用できる機能
「配送&注文サポーター」ってどんなアプリ?
「配送&注文サポーター」はネットイヤーグループ株式会社が開発したアプリをインストールするだけでカートページに配送希望日時が追加できるShopifyアプリです。
今回は、よりユーザーの満足度を高められる「配送&注文サポーター」の特徴を3つご紹介します。
①カートページにオプション項目を導入できるShopifyアプリ
「配送&注文サポーター」はユーザーがカートページに移動した際、任意で選択・入力ができるオプションを導入できるShopifyアプリです。導入できるオプションはテキストボックス(短・長)・セレクトボックス・ラジオボタン・チェックボックスの5つから選択できます。「配送&注文サポーター」はオプション導入に特化したShopifyアプリであるため、動作も軽く運用しやすいのが特徴です。
②配送業者ごとの配送希望時間を導入できるShopifyアプリ
「配送&注文サポーター」はヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの主要物流3社の他に、オープンロジと様々なシステムに対応した配送時間帯の設定が可能です。
時間指定を有効にして、利用する配送業者の欄でユーザーが選べる配送時間を指定するだけで、ユーザーはカートページで配送希望時間をすることが可能です。
その他にも有料版のLightプラン以降になりますが配送時間の締め切り設定があるので、設定した時間を過ぎている場合、カートページで表示される配送希望日のカレンダーで選択できる日が変わります。
そのため運営側で「この注文からは明日の出荷に回す」など決める必要がないので、出荷作業の効率化につなげられます。
また、有料版のLightプラン以降になりますが倉庫側の業務休日の設定も可能で、設定した場合は業務休日を加味したカレンダーとなります。
③注文情報のエクスポートも可能
「配送&注文サポーター」では有料版のBasicプランのみになりますが、注文情報をCSV形式でエクスポートすることができます。エクスポートしたCSVファイルはヤマト運輸・佐川急便・日本郵便が持つ配送ソフト(ヤマトB2やe-飛伝など)のフォーマットとなっているので、特に加工することなく、ファイルアップすることができます。
また、アートトレーディング株式会社が提供している物流システム「mylogi」に対応しています。
利用プランは無料プランと2種類の有料プラン
「配送&注文サポーター」は各項目の追加および配送日時指定ができるFreeプランと注文受付時に便利な機能を載せた月額$5で利用できるLightプランとエクスポート機能が付いた月額$9で利用できるBasicプランの3つが用意されています。「配送&注文サポーター」は非常にシンプルな操作・機能であるためFreeプランを使ってみたのちにLightプラン・Basicプランへの切り替えを行うかどうか判断することが可能です。
Freeプランの機能一覧
- 備考欄オプション導入
- セレクトボックスオプション導入
- ラジオボタンオプション導入
- チェックボックスオプション導入
- 配送日時指定オプション導入
Lightプランの機能一覧
- Freeプランで利用できる機能に加えて以下が可能
- オープンロジ配送日時設定
-
配送日時指定対象外商品の設定
-
配送の締め時刻の設定
- 特定配送エリアの設定
- 業務休業日の設定
Basicプランの機能一覧
- Lightプランで利用できる機能に加えて以下が可能
- 注文情報CSVエクスポート
「配送&注文サポーター」の使い方
「配送&注文サポーター」はインストールから操作までが非常にシンプルなShopifyアプリです。今回は「3分」でわかる「配送&注文サポーター」の使い方をご紹介します。
初期設定の流れ
- 「配送&注文サポーター」のShopifyアプリストアからインストールする。
- アプリのインストールを承認する。
1.ダッシュボードが表示されたら初期設定が完了です。
2.カートページへのオプション導入方法
2-1.ダッシュボードから【カート機能設定】を選択し「フィールド追加」をクリックする。
2-2.「フォームタイプ」から導入したいオプション項目を選択する。
「配送&注文サポーター」で導入できるオプション項目
- テキスト(短)
- テキスト(長)
- セレクトボックス
- ラジオボタン
- チェックボックス
2-4.「フォームタイトル」にカートでオプションの見出しとして表示するテキストを入力する。
2-5.セレクトボックス・ラジオボタン・チェックボックスを選択した場合には「選択項目設定」にカンマ区切りで選択肢を入力する。
2-6.編集が完了したら「保存」ボタンをクリックする。
保存が完了すると、自動的にカートページに保存したオプション項目が挿入されます。
配送日選択オプションの導入方法
ダッシュボードから【配送日時指定】を選択し「日付指定」横のボタンをクリックしてONの状態にして有効化する。
1.最短・最長の配送日をそれぞれ半角数字で入力する
例:注文日の2日後から30日後までの間でユーザーに選択をさせたい場合は
配送予定日(最短)に「2」を配送予定日(最長)に「30」をそれぞれ設定する。
2.編集が完了したら「保存」ボタンをクリックする。
保存が完了すると、自動的に配送日選択オプション項目が挿入されます。
配送希望時間選択オプションの導入方法
1.ダッシュボードから【配送日時指定】を選択し「時間指定」横のボタンをクリックしてONの状態にして有効化する。
2.利用する配送業者を選択し、ユーザーが選べる配送希望時間にチェックを入れる
3.編集が完了したら画面末尾にある「保存」ボタンをクリックする。
保存が完了すると、自動的に配送日選択オプション項目が挿入されます。
まとめ
本記事のポイント
- 配送業者別の配送希望時間も簡単に設定できる。
- 配送に関する業務効率が期待できる機能が豊富
- カートページのオプション実装ができるShopifyアプリ。
- 日本の会社が開発した日本語対応している。
「配送&注文サポーター」というShopifyアプリをご紹介しました。Basicプランでないと、注文情報のエクスポート機能は使えませんが、Freeプランで簡単手軽にカートページ上にオプション項目を実装することが可能です。また、Lightプラン以降では配送に関する業務効率がはかれる機能が豊富なので、よりユーザーに対して寄り添ったストア運営をしたい方はもちろん、商品購入時にアンケートを取りたい方にもおすすめできますので、まずはFreeプランを試してみてください。
「配送&注文サポーター」アプリストアへ本記事でご紹介したShopifyアプリの性能やプラン料金、無料プランでの制限などは記事公開時の情報となっております。本記事公開後、アプリ運営会社がアップデートや方針変更をした場合には本記事の情報の限りではございません。最新のアプリ情報は、各Shopifyアプリストアページをご参照ください。
Shopifyアプリの開発、承ります。
SlashApp運営チームは、アプリ開発も行っております。開発したいアプリの概要を教えていただければ、仕様設計から細かくサポートいたします。 ぜひお問い合わせください。