新人エンジニアとして日々奮闘中のマスダといいます。
2021年12月からShopifyの勉強を始めたばかりのため、新人エンジニアなりに自分が欲しいと思う記事を書いていきたいなと思っています。
「わかりやすく、丁寧に」をモットーに、誰かのためになる記事を目指します!
ECサイトって何だろう?
ここ最近、ネット上でよく見かける「ECサイト」という言葉。
簡単に説明すると、ECサイトとは「ネットショッピングができるサイト」です。
「ECサイトで商品を販売してみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」
「まずECサイトって何があるの?」
「ECサイトを簡単に作りたい!」
このようなことを感じている方へ、今回はECプラットフォームのシステム・カスタマイズ性に重点を置き、紹介をしていきます!
システム・カスタマイズの前に、ECの金額面について知りたい方は前回の記事をご覧ください。
↓前回の記事はこちらから↓
ECサイトのシステム・カスタマイズ性の違い
「ECサイトを作るのは難しい」
そのように感じている方は多いかと思います。
しかし、今や商品を販売するのは実店舗だけでなく、ECサイトもあることが当たり前の世の中です。
ECプラットフォームはそのような方のためにも、簡単にECサイトを作成できる機能を用意しています!
前回の記事では金額面で比較をしましたが、今回はシステム・カスタマイズ性で比較をしてみましょう。
BASE | STORES | Shopify | |
---|---|---|---|
テンプレート数 |
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48種類 |
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アプリ数(拡張機能) |
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30種類以上 | 7000種類以上(海外・国内合計) |
コード編集 | 〇 | × | 〇 |
ブログ機能 | 〇 | △(ニュース機能あり) | 〇 |
レビュー機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
カゴ落ち対策 | × | × | 〇 |
多言語対応 | 英語 | 英語 | 50言語 |
多通貨対応 | 〇(拡張機能で34ヵ国対応可) | △(決済画面での6言語表示は対応) | 〇(130ヵ国以上対応) |
サポート体制 |
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表の内容について、一つずつ解説していきます。
テンプレート数
テンプレートとは、ECサイト全体のデザインが予め用意されているものになります。
3社とも無料で利用できるテンプレートが用意されているため、始めたばかりであっても簡単にオシャレなECサイトを作成することができます。
また、有料テンプレートは商品に合ったカスタマイズもされているため、自身の思い描くテンプレートを探してみることも良いでしょう。
アプリ数(拡張機能)
ECプラットフォームでは、アプリによって機能を拡張することができます。
定期販売・クーポン・再入荷通知等、必要なものを組み合わてカスタマイズが可能です。
STORESの場合は機能が限定的にはなりますが、ECサイトに必要な機能はついているので安心してカスタマイズできます。
BASE・Shopifyでは他企業が開発したアプリも多々あるため、自分の思い描くECサイト作りには向いているかと思われます。
コード編集
自分でカスタマイズしたものの、細かい部分の表示が気になることが出てくると思います。
例えば「トップページにはブランドロゴを入れたい」という場合でも、コード編集をすることによってカスタマイズができます。
ただ、テンプレート自体を直接触ることになるため、事前の下調べは重要になってきます。
ブログ機能
商品、会社のこと、様々な思いを購入者に見ていただくにはブログ機能が効果的です。
STORESはニュース機能というものがあるため、お知らせとして文章の掲載は可能です。
レビュー機能
購入者にとっては大きな判断材料となるレビュー。
基本的には3社とも機能がついていますが、Shopifyに関してはテンプレートによって異なる場合もあります。
カゴ落ち対策
商品をカートに入れたままページを離れてしまう人を防ぐことがカゴ落ち対策です。
Shopifyでは、カゴ落ちしている人へメール通知することも可能です。
カゴ落ち対策は購入への後押しにもなるため、レビュー機能と共にECサイトでは有効な手段でしょう。
多言語対応
海外への販売も検討している方には、多言語対応も必須となります。
BASE・STORESでは世界共通語の英語が対応しています。
また、Shopifyでは20言語も対応しているため、英語圏以外での販売も見込めるでしょう。
多通貨対応
多言語対応と同じく、多通貨対応も重要です。
各国で法律や税金等も異なるため、それぞれ対応するのは大変な作業になります。
ECプラットフォーム側で機能が用意されているため、国内と変わらず、海外へ商品を販売することも可能です。
サポート体制
ECサイト作成において不明点が出てきたとき、気軽に相談できればすぐに安心できますね。
各社、主にメールでの問い合わせフォームを用意しているため、サポート体制は整っていると考えられます。
また、BASEでは有人のチャットですぐに連絡を取ることができますし、Shopifyでは質問を書くと有志の方々が回答をしてくれるShopifyコミュニティが用意されています。
各ECプラットフォームに機能の違いがあるということは理解いただけたかと思います。
しかし、前回の記事で書いた金額面、そして今回のシステム・カスタマイズ性なとを合わせて考えても、どのECプラットフォームにするか決めるのは難しいでしょう。
国内 or 海外
まず、販売したいものは何か。
それは国内だけで販売したいのか、それとも海外にも広めたいものなのか。
これがECサイト作成において、大事な部分だと思います。
このあとは「海外でも販売したい」という方へ向けて、Shopifyについて掘り下げて紹介していきます。
海外で販売するならShopifyがおすすめ
Shopifyについて、前回と今回で紹介したところを表にまとめてみました。
金額面
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システム・カスタマイズ面 |
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Shopifyは世界175ヵ国以上、100万以上の店舗で利用されています。(2020年時点)
そのため、海外での販売を考えている方にはかなりオススメできる越境ECプラットフォームです!
やはりShopify最大の利点は、カスタマイズ性の高さです。
テンプレート数は80種類以上ですが、企業が開発したテンプレート等も存在するため、非公式も合わせるともっと多くの種類があると思われます。
また、現状だと海外製のアプリが多くありますが、国内アプリもこれからの成長が期待できる部分になります。
コード編集、ブログ・レビュー機能、カゴ落ち対策
これらの機能があることにより、他ECプラットフォームよりも幅広いカスタマイズ性を作っているのです。
このカスタマイズ性の高さによって、商品だけを販売するサイトではなく、サイト自体に個性を持たせるということも可能なのがShopifyです。
↓Shopifyのテンプレート(テーマ)とコミュニティはこちら↓
今回はECプラットフォームのシステム・カスタマイズ性で比較をしました。
・国内販売or海外販売によって、ECプラットフォームの選択肢が変わること
・海外での販売を検討している方にはShopifyがオススメであること
この2つを覚えていただければと思います!
では、次回の記事ではShopifyに重点を置き、どのように始めたらいいのか?という部分を解説します。
お楽しみに!
↓次回の記事はこちらから↓
ShopifyでECサイト制作するための方法を紹介
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