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【新人エンジニアが解説】ECプラットフォーム比較①

【新人エンジニアが解説】ECプラットフォーム比較①

新人エンジニアとして日々奮闘中のマスダといいます。

2021年12月からShopifyの勉強を始めたばかりのため、新人エンジニアなりに自分が欲しいと思う記事を書いていきたいなと思っています。

「わかりやすく、丁寧に」をモットーに、誰かのためになる記事を目指します!


ECサイトって何だろう?

ここ最近、ネット上でよく見かける「ECサイト」という言葉。
簡単に説明すると、ECサイトとは「ネットショッピングができるサイト」です。

 

「ECサイトで商品を販売してみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」

「まずECサイトって何があるの?」

「ECサイトを簡単に作りたい!」


今回は、ECサイトで商品を販売したい方へ、比較を交えながら紹介をしていきます。

 

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ECサイトの種類

ECサイトといえば、どのようなサイトを思い浮かべるでしょうか。
ユニクロやAmazon、BASEにShopifyなど、たくさんの種類があります。
まずは、これらのサイトがどのように分類されるのか、見ていきましょう。

①自社ECサイト

自社独自のECサイト。通常「自社ECサイト」と呼ばれ、②のモール型とは相対する形式

例:ユニクロNikeニトリ

②ショッピングモール型ECサイト

様々な企業や商品が集まるモール型のECサイト。事業者がモールに出店・出品する形式

例:Amazon楽天市場Yahoo!ショッピング

③越境ECサイト

海外に向けて販売するECサイト

例:eBayWalmart

④単品ECサイト

主に1種類の商品を販売するECサイト

例:サプリメント、健康食品、化粧品等

⑤定期販売・頒布会のECサイト

定期販売商品を販売するECサイト。健康食品やプロテインなど定期販売が必要なものから、グルメ食品の詰め合わせ(頒布会)などを扱う事業者向け

⑥ダウンロード販売のECサイト

電子書籍や動画、音楽などのデジタルコンテンツを販売するECサイト

例:BOOTHAmazon Kindleダイレクト・パブリッシング

⑦マルチチャネル型のECサイト

自社ECサイトとショッピングモール、など複数のECサイトを運営する考え方


(参考:ebisumart MEDIA)


上記では7種類のECサイトが紹介されていますが、明確な分類方法はなく、企業によっては複数を組み合わせている場合もあります。

全てを紹介するとわかりづらくなってしまうため、今回は4つに絞って解説をします。

 

①自社ECサイト

サイトの作成から独自で運営しているECサイトのことです。

自社ECサイトの場合、会社に合ったサイト作成ができたり、運営方法も決めることができるため、自由度がかなり高い方法となります。

しかし、作成から運営まで自社で担う必要があるので、コストなどは高くなってしまいます。


②ショッピングモール型のECサイト

Amazonや楽天市場など、既に場所が設けられているECサイトになります。

先ほどの自社ECサイトとは異なり、販売する商品があればすぐに出店ができるため、比較的簡単にECサイトを作成できます。

購入者がショッピングモール型のECサイトを好んで使っていることも多いため、幅広い方に商品を知ってもらえる、という利点もあります。

ただ、サイトや運営自体は決められた形式があるため、カスタマイズ性などは自社ECサイトに比べて低くなってしまいます。


③越境ECサイト

こちらは海外に向けて販売可能なECサイトという意味のため、今まで紹介したものとは意味合いが少し異なってきます。

自社ECサイトでも海外向けで運営していれば、越境ECサイトという部分も含まれることになります。

また、海外のショッピングモール型で出店するという方法もあります。

しかし、どちらの場合でも国によって異なる法律や、翻訳などの気を付ける部分は多々あるでしょう。


④マルチチャネル型のECサイト

上記で紹介したものを組み合わせるとマルチチャネル型と呼ばれます。

越境ECサイトも似たような意味合いになるかと思います。

昨今は自社ECサイトと共に、ショッピングモール型での販売経路を設けている企業が多いですね。

購入経路が多いと、その分購入者側の選択肢が広がるため、マルチチャネル型には利点が多くあります。


ECサイトには様々な種類があることがわかりましたね。

今後のECサイト情勢を考えると、マルチチャネル型の方法が一番良いと感じる方が多いでしょう。

では、自社ECサイトのようにカスタマイズ性が高く、ショッピングモール型のような仕組みが整っていて、尚且つ越境ECサイトの機能もついている。
そのようなECサイトを作成できるところはあるのでしょうか。

 

 

shoping

 


サイト作成から販売までお任せ

そのような要望を叶えてくれるところは3つあります。

BASESTORESShopifyです。


最近CMでも見かける、BASEやSTORES。
これらは日本企業が運営しているため、国内販売に強いECプラットフォームとなります。
(※ECプラットフォーム=ECサイト作成ができるところ)

また、全世界175か国、100万店舗以上で利用されている世界シェアNo.1のECプラットフォームShopify。こちらは2017年より日本法人が設立されたため、越境ECサイトとしてもかなり使いやすいところになります。


まず、3つのECプラットフォームについて、金額の面から比較をしましょう。



BASE STORES Shopify
初期費用 無料 無料 無料
月額費用
  • 通常プラン:0円
  • グロースプラン:5,980円(2022年4月より開始)
  • フリープラン:0円
  • スタンダードプラン:2,178円(条件により初月無料)
  • ベーシック:29ドル(約3,400円)
  • スタンダード:79ドル(約9,200円)
  • プレミアム:299ドル(約35,000円)
取引手数料
  • 通常プラン:(各注文ごとに)3%
  • グロースプラン:0円
0円 0円(Shopify ペイメント 利用時)
決済手数料
  • 通常プラン:(各注文ごとに)3.6%+40円
  • グロースプラン:2.9%
  • フリープラン:5%
  • スタンダードプラン:3.6%
  • ベーシック:3.4%
  • スタンダード:3.3%
  • プレミアム:3.25%
入金タイミング 振込申請から10営業日(土日祝除く) 月末締め、翌月末払い 最短5営業日
支払い方法
  • クレジットカード
  • コンビニ(Pay-easy)
  • 銀行振込
  • キャリア決済
  • Amazon Pay
  • PayPal
  • 後払い
【フリープラン】
  • クレジットカード
  • コンビニ
  • 銀行振込
  • キャリア決済
  • 楽天ペイ
  • PayPal
  • 後払い(Paidy)
【スタンダードプラン】
(上記にプラス)
  • Amazon Pay
  • 代引き
  • Shopify ペイメント(クレジットカード、Apple Pay、Google Pay)
  • PayPal
  • Amazon Pay
  • キャリア決済
  • 後払い(Paidy)
(その他決済方法あり)
運営会社 国内 国内 カナダ(2017年より日本法人設立)


このように比較してみると、月額費用・決済手数料などの違いがよくわかりますね。

月商によって合うプランが変わってくるため、販売する商品のことやどのくらいニーズがあるのか等、市場については事前に把握することも大切です。

しかし、ECサイトは金額だけで決めてはいけません。

システムの良さやカスタマイズ性の高さ、困ったときのフォロー体制など、総合的に考えていきましょう。

 

今回はECサイトの種類から、金額面の比較をしました。
表が多かったため、わかりにくい部分もあったかもしれませんね。

・ECサイトは種類が多いこと
・それぞれプランが設けられていて、金額に応じて利用できる機能が異なること

この2つを覚えていただければ大丈夫です!

 

では、次回の記事ではそれぞれのシステムや、カスタマイズ性で比較をしていきます。

お楽しみに!

 

↓次回の記事はこちらから↓

【新人エンジニアが解説】ECプラットフォーム比較②
ECプラットフォームについて、BASE・STORES・Shopifyでシステム・カスタマイズ面での比較

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