この記事でわかること
- 延長保証とは?
- 「proteger(プロテジャー)」とは
- 「proteger」が選ばれる理由
- 「proteger」を開始するまでの流れ
- protegerアプリのShopifyサイト導入事例
- まとめ
延長保証とは?
延長保証とはあらかじめ保証料を払っておくことによって、メーカー保証期間の終了後に、一定期間発生した自然故障・不具合の”交換・修理”を無料で行うサービスです。
皆さまにとって身近なものといえばApple Care+や、家電量販店のビックカメラやヤマダ電機で行っている保証です。家電を買う際に店員さんにおすすめされたご経験もあるのではないでしょうか。
こういった延長保証をECサイトでより簡単に加入・申請ができるのがproteger(プロテジャー)です。
ECサイトで買った商品がすぐに壊れてしまった際、サポートが充実していなければ、そのお客様はもう二度とストアで買い物をしてくれないかもしれません。
そんな時にprotegerが有効です。
実際に延長保証加入者と非加入者ではリピーター率が約2倍ほど違うと言われ、加入者は今使っている製品・ブランドを再選択する傾向が強く、顧客の囲い込みに起因してきます。
このような結果から、延長保証を顧客接点として次回の購入に繋げていることがわかります。
またこれまで延長保証導入には以下のハードルがあり、それにより平均導入期間は90日以上がかかっていました。
- 保険会社への審査
- ECサイトへの組み込み作業
- お客様への謝罪/やりとり
- 注文商品と保証加入商品のエクセルなどを使った紐付け作業
- 返送と返金方法の確認
protegerには延長保証を始めるにあたって必要なものが全て揃っているので最短即日で開始することができます。
延長保証に向いている商材、向いていない商材について
延長保証に向いている商材は家電製品やオーディオ商品、PCなどをはじめとした電化製品や家具、時計、アウトドア用品、自動車用品、カー用品、ジュエリーなどがあります。一般に長く使用することを前提とした商品や高単価な商品で相性がいいです。
向いていない商材については食料品や化粧品などの消耗品です。
延長保証もどんな商材でも効果が出るというわけではありません。
自社のECサイトの商材も改めて見つめ直して検討しましょう。
「proteger(プロテジャー)」とは
proteger(プロテジャー)は、日本初のECサイトで延長保証を提供できるアプリです。
これまで2021年9月にShopifyアプリをリリースしており、導入いただいてるクライアント様の平均保証加入率は32%という実績が出ています。
下記のように、オペレーションコストがかからず売上高の向上、アフターサービス向上を実現します。
メリット
- 延長保証によってお客様の新規購入の障壁を和らげ平均1.4倍CVR向上
- 延長保証の販売によりマーチャントに保証料収入が入ります
- 交換・修理に発生する債務リスクはを負担
- 保証書は電子保証書のためお客様は24時間対応のチャットボットより保証申請が可能
「proteger」が選ばれる理由
現在注目されているprotegerアプリですが、「導入、運用が簡単」「売上向上に繋がる」「CSコスト削減」といったポイントが選ばれる理由のようです。ここでは、protegerアプリならではのメリットについて解説します。
導入が簡単
proteger(プロテジャー)を導入する事により、延長保証を商品ページにオプションの様に表示する事が出来ます。
これによりお客様は延長保証を見逃す事がなく、任意で商品と一緒にカートに入れ、後は決済するだけです。決済が完了すると保証加入完了メールが届きます。
こちらが保証書の代わりになるので、引き出しを探す面倒や失くしてしまう心配はありません。
運用が簡単
延長保証を購入した後はprotegerに保証加入者の情報が自動で連携されます。そのため事業者様の運用コストが増える事はありません。事業者様の管理画面では、どれだけ延長保証に加入されているかなども一目で確認することができます。
CSコスト削減
また、商品に不具合が発生した場合の保証申請は、protegerが受け付けます。 protegerには24時間利用可能なチャットボットが用意されており、お客様はいつでも好きな時に保証申請をする事が出来ます(もちろん電話でメールでの保証申請も受け付けています)
申請した保証はprotegerカスタマーサポートに連携され、保証が履行されます。
保証料と保証申請による売上向上
交換、修理費用や送料などは、protegerが全て負担をします。
また、Shopifyでは保証申請時にShopifyクーポンを付与する機能もあります。お客様にはそのクーポンを使って再度お買い物をしていただくため、保証申請があれば事業者側の収益向上も狙えます。
また大手保険会社様との提携も行っているため、物損故障領域のカバーも可能です。
他のShopifyアプリと連携が可能
protegerアプリでは、他のShopifyアプリと連携することができます。2021年時点で連携しているのは以下のサービスです。
OmniHub(オムニハブ)
「Omni Hub」(オムニハブ)は、「店舗とECをつなぎ、購買体験をアップデートする」をミッションに掲げる、オムニチャネルでの顧客体験向上に貢献するアプリです。初期費用なし、開発不要でShopifyで構築したオンラインストアとスマレジで管理する店舗の間で顧客情報を一元化することで、共通でのポイント施策実施やメッセージ配信など、顧客体験の向上による売上増加をご支援しています。
OmniHubとの連携により、「proteger」Shopify アプリにて従来のECでの延長保証販売だけでなく実店舗での延長保証販売が可能となりました。
※オンラインストアにShopify、店舗POSにスマレジを利用し、Omni HubでShopifyとスマレジを連携させていることが前提となります。
「proteger」を開始するまでの流れ
proteger(プロテジャー)のお申し込み手順を図解でご説明します。
①まずはアプリをインストール
Shopify app store にアクセスし、protegerアプリの詳細ページから「アプリを追加する」をクリックします。
②protegerから管理画面にログインする為の情報がメールで届きます。
protegerを開始するために、営業担当よりサポートのご連絡が届きます。
※別途ご契約が必要となります。
③弊社の保証プランが自動でストアに商品登録されます。
④次に保証プランを以下の様に追加する為のテンプレート編集を行います。
⑤以上の準備が完了したらリリースできる状態です。
リリースの際は以下2点が必要です。
- proteger保証プランをアクティブにする
- 販売チャネルにオンラインストアを追加する
protegerアプリのShopifyサイト導入事例
実際に延長保証アプリを利用しているECサイトではどのように活用しているのでしょうか。ここではproteger(プロテジャー)を実際に導入している事例についてご紹介します。
Oaxis
子供向けスマートウォッチに延長保証プランをつけて販売
キッズ家電を販売するOaxis Japan株式会社では、子供の位置情報がわかる子供向けスマートウォッチを、お客様が任意で選択できる延長保証プランを付帯して販売しています。
実際に延長保証導入後保証加入率は44%を超えています。約2人に1人が延長保証を付帯して商品を購入しており、とても相性が良いことがわかります。
OFT STORE
自動猫トイレにに延長保証プランをつけて販売
ペット用品D2Cのオーエフティー株式会社では「自動猫トイレ」のアフターサービスについて、よりお客様が安心できるサービスは無いかと模索していました。
新規購入の障壁を和げられるという点、またShopifyのアプリからインストールをしてあとは簡単な設定をするだけという楽さからprotegerを導入。
結果CVR約1.4倍、保証加入率は平均51%達成しました。
簡単に導入ができ、運用におけるの負担なく、ご購入いただくお客様にもお喜びいただけています。
エース株式会社
スーツケースに延長保証プランをつけて販売
鞄やスーツケースを販売するエース株式会社では、スーツケースを、お客様が任意で選択できる延長保証プランを付帯して販売しています。
まとめ
- protegerはECサイトの購入促進、アップセルにより売上高の向上に貢献
- API連携により導入・運用の手間がかからない
- 最適な保証を提供でき、加入・申請も簡単なため顧客体験、アフターサービスの向上に
今回は延長保証をShopifyストアで導入できるproteger(プロテジャー)について解説いたしました。
- 手間なく延長保証を導入したい。
- 売上高を向上させたい。
- アフターサービスを向上させたい。
延長保証によって顧客体験を高めていくことはこれからのECサイトにおいて不可欠な活動です。
今回、ご紹介した内容を参考に自社にとってどのような「顧客体験」を提供したら売上を上げることが出来るかを検討してみてください。
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