テーマ紹介の第7弾は「Showcase」です!
こちらのテンプレートは後に説明するファーストビューや機能によってブランドイメージを表現することが得意なテンプレートになります。
そんな「Showcase」の魅力はどのようなところか?おすすめの機能とは?について今回は触れていきたいと思います。
まとめについては、【Shopifyテーマとは?】 Shopifyテーマについての記事投稿、はじめます!
をぜひ参考にしてくださいね!
この記事でわかること
- 「Showcase」ってどんなテーマ?
- 「Showcase」の特徴は?
- どんなカテゴリのストアにおすすめ?
「Showcase」ってどんなテーマ?
Showcaseの概要
上記のように、「Showcase」は有料テーマになります。有料テーマであることを踏まえ、このテーマを選択するか検討しましょう。
「Showcase」の特徴は?
ここからは、「Showcase」の特徴についてご紹介します。
「Showcase」には、大きく3つの特徴があります。
★ファーストビューのフルスクリーン表示
★スタイリッシュなインタラクションやアニメーション
★アプリなしで使用できる初期搭載機能が充実
以下にそれぞれの特徴について書いてますので、検討材料としてチェックしてみてくださいね!
特徴①「ファーストビューのフルスクリーン表示」
ファーストビューはECの顔とされています。
雑誌で言えば表紙に該当するでしょう。まず初見で見たときの印象がそのブランドの印象を左右するといっても過言ではありません。
その中で「Showcase」では、ファーストビューでメインビジュアルが全画面表示される機能があります。
これは他のテーマにはなかなかない仕様のため、一押しのポイントとなります。
画像にもありますが、特にスマートフォンでの閲覧だとインパクトが大きく、魅力的に見えるはずですので、ぜひデモサイトにて確認してみてください!
特徴②「スタイリッシュなインタラクションやアニメーション」
サイトをスクロールするのと同時に、画像がふわっと下から出現してくるような動きや、商品画像にマウスオーバーするとボタンが出現するなど、細かいインタラクションが設定されているのも「Showcase」の魅力のひとつになります。
※インタラクション:ユーザーの動作に応じて対象のコンテンツが反応すること
サイトを回遊していくと所々のコンテンツに動きがあり、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えることが出来るのも「Showcase」ならではの特徴です。
通常のサイト構築ではインタラクションをつけたコンテンツを実現するにはコーディングが必要になりますが、Shopifyテンプレートには元の機能として搭載されているので、簡単に実装することが出来ます。
細かい工夫次第でサイトの雰囲気は変えられることが出来るので、サイト上で実現できることのディテールもチェックしながらテンプレートを選ぶと良いでしょう。
アニメーションに関しても、商品特徴を目立たせるように、ラベルが電光掲示板の様に横スクロールで動くように設定することが出来ます。
視覚的にかなり分かりやすく、目立つため、商品一覧ページにはぜひ使いたい機能ですね!
引用:https://support.cleancanvas.co.uk/showcase-theme-support/theme-styles-showcase/#inner-anchor-8
特徴③「アプリなしで使用できる初期搭載機能が充実」
見出しの通り、「Showcase」にはアプリをダウンロードすることなく使用できる機能がいくつかテンプレート側に搭載されています。
下記が例になります。サイトを立ち上げる段階で必要な機能があれば、アプリのダウンロードをすることなく使用できるため、簡単に、手間なくサイトを構築することが出来るため、ぜひチェックしてみたください!
翻訳機能
越境ECの様に、日本で運営していても海外のユーザーに向けても販売したい場合、サイトに翻訳機能がある方が閲覧しやすいのは想像できますよね。
「Showcase」では下記の言語に対して翻訳機能がすでに搭載されています。
- 英語
- ドイツ語
- フランス語オランダ語
- ポルトガル語(ブラジルを含む)
- デンマーク語
- スペイン語
残念ながら現状日本語の登録はされていないため、元の言語を英語とし、手動で日本語翻訳を公開することで、その他サポートされている言語に自動翻訳できる仕様となります。
操作の詳細は、下記サポートページをで翻訳して確認することをおすすめします。
FAQページテンプレート
日本のサイトでは「よくある質問」とされていることが多いですが、ECの場合配送や決済についてなど、サイトごとに異なるような情報の場合FAQページにその内容を記載している場合が多くあると思います。
無料テンプレートであれば質問の数が10個まで、等制約が設けられているほか、デザインがあまり凝ったものでない場合が多いため、多くのマーチャントはアプリをダウンロードして追加でカスタマイズしていることが多いです。
「Showcase」ではFAQのページが初めからテンプレートに組み込まれているため、質問個数やデザインをカスタムすることなく使用できます。
この機能はECサイトにおいて重要なページとなるため、元から搭載されていることで損はないでしょう。
引用:https://themes.shopify.com/themes/showcase/styles/betty/preview
製品レビュー
レビューに関しては見慣れている方が多いと思いますが、こちらも「Showcase」ではテンプレート側に搭載されている機能になります。
ユーザーがレビューを投稿することでそのレビューを参考に別のユーザーがまた購入・レビュー投稿というサイクルが生まれると、サイト内で商品の宣伝をすることが出来ます。
Shopifyを使用するマーチャントはD2Cと言われる、自社とユーザーが直接取引をするスタイルが多くいます。
その場合、良くも悪くもマーケティングを自社でしていくことになるため、レビューはその1つの手段として有効かと思います。
他のサイトを見ながら、レビューが必要か、不必要か検討していきましょう。
引用:https://themes.shopify.com/themes/showcase/styles/betty/preview
どんなカテゴリのストアにおすすめ?
- アパレル用品
- アクセサリー類
- 美容・ヘルスケア用品
ファーストビューでのブランドアプローチやスタイリッシュなデザインを表現できることを考えると、アパレルに限らず、ブランドのイメージを強く訴求したいストアにかなり向いているといえるでしょう。
このテンプレートはOS2.0に対応しているため、非対応のテーマよりもノーコードで様々なセクションを使用でき、表現の幅がぐっと広がることでしょう。
デモサイトや参考サイトを確認しつつ、使える機能をテストしながら購入を検討しましょう。
「Showcase」を使用している参考ストア
さいごに
「Showcase」を利用すれば、洗練されたブランドイメージを訴求し、ユーザーを惹きつけることが可能でしょう。
ストア公開までは料金が発生しないので、まず「Showcase」を使用して、ストアのイメージを再現できるか試してみてください!
読者さまのストアの成功を祈って。
次のテーマ紹介も、ぜひ楽しみにしていてください!
【Shopifyテーマ紹介 #6】「Flow - フロウ」編へ
本記事でご紹介したShopifyテーマの性能やプラン料金などは記事公開時の情報となっております。本記事公開後、運営会社がアップデートや方針変更をした場合には本記事の情報の限りではございません。最新のアプリ情報は、各Shopifyアプリストアページをご参照ください。
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