「Shopifyのデフォルト配送機能だと日本式ではなく使いにくい」「実際お客様に発送する上で欲しい機能が揃っていない」Shopifyストアを運営していてこんな事で悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。
Shopifyのデフォルト機能では海外式になっていることがほとんどであり、日本国内のみでShopifyストアを運営する方にとって使いにくい傾向にあります。本記事ではそんな方のお悩みを解消し、配送効率をUPしてくれるShopifyアプリを4つご紹介します。
ご紹介する4つのアプリ
- 「配送&注文サポーター」
- 「Japan Order CSV」
- 「配送日時指定.Amp」
- 「プラスシッピング」
おすすめ配送効率化Shopifyアプリ①「配送&注文サポーター」
最初にご紹介するのは「配送&注文サポーター」というアプリストアで☆4.8の評価を受けているShopifyアプリです。アプリストアの一言説明欄には「ヤマト・佐川・日本郵便に対応したCSVの出力が可能。カート画面に配送希望日・時間帯の選択肢、さらにアンケートの追加が可能!」と記載されています。
配送効率化Shopifyアプリ「配送&注文サポーター」でできること
- 配送業者ごとの配送希望時間指定
- 配送時間の締め切り設定
- 倉庫側の休業日設定
- カートページへオプション項目の導入
- 注文情報のCSVエクスポート
「配送&注文サポーター」はアプリをインストールするだけで、カートページに配送希望日時が追加できるShopifyアプリです。配送希望日時の他にもテキストボックスやセレクトボックス、チェックボックス、ラジオボタン、配送日時指定などの項目を追加することもできます
また、配送時間の締め切り設定があるので、設定した時間を超えた注文の配送は翌営業日扱いにできるのも運営側にとっては非常に役立つ機能です。
その他、特定の商品だけ配送希望日だけを出したり、配送希望時間だけを出したすることができる機能や配送エリアごとに配送日(最短)を指定できる機能など様々な機能を搭載しているので、Shopifyストア運営をはじめたばかりの方でも簡単に利用できます。
ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便の配送可能時間は標準で導入されているため、必要な時間帯のみにチェックを入れるだけで、簡単に配送日時の管理を行えるのも特徴的です。カート画面へのオプション導入や配送日時指定は無料のFreeプランでも使えますが、配送時間の締め切り設定や特定の商品だけ配送希望日時や配送希望時間だけを表示する機能は月額$5.00のLightプランから利用可能です。
注文情報をCSV出力したい方には月額$9.00の有料プランの利用をおすすめします。
利用できる機能 | 価格(月額) | |
---|---|---|
Freeプラン |
|
$0 |
Lightプラン |
Freeプランに加えて以下が可能
|
$5 |
Basicプラン |
Lightプランに加えて以下が可能
|
$9.00 |
「配送&注文サポーター」をおすすめするShopifyストア運営者
- 手軽に配送日時指定をできるようになりたい方
- 配送希望日または配送希望時間しか受けられない商材を扱っている方
- 注文管理をするCSVで出力するデータを細かく設定したい方
「配送&注文サポーター」は無料プランでオプション機能の導入や配送日時指定ができるため、これらの機能をコストをかけずに導入したい方には特におすすめできるShopifyアプリです。また「配送&注文サポーター」の有料プランで利用できるCSVファイル出力では、Shopifyテンプレートだけはなくヤマト運輸や佐川急便、日本郵便など配送業者ごとに合ったフォーマットで出力することもできます。
CSVファイルに出力する情報はタグ管理ができるため、不要な情報は出力せず済むのも嬉しいポイントです。後述するJapanOrderCSVと配送日時指定.ampを足したようなアプリとなっておりますので、よりお客様目線で配送管理をしやすく、自分達も注文管理をしやすくしたいという方は「配送&注文サポーター」を利用してみてください。
「配送&注文サポーター」の特徴や使い方などの詳細は以下の記事でもご紹介しています。「配送&注文サポーター」の導入を検討している方は、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください。
「配送&注文サポーター」との連携アプリについて
Shopify上で予約販売を可能とする「RuffRuff予約販売」と弊社「配送&注文サポーター」はアプリ連携を行っております。
もしカート内に予約販売商品が入っていた場合、弊社アプリで表示する配送日時項目は自動的に非表示となりますので、エンドユーザー・ベンダー双方にとってより良いストアを目指すことができます。
おすすめ配送効率化Shopifyアプリ②「Japan Order CSV」
2つめにご紹介するのは「Japan Order CSV」というアプリストアで☆4.5の評価を受けているShopifyアプリです。アプリストアの一言説明欄には「ヤマト・佐川・日本郵便などの出荷指示CSVファイルをワンクリック出力。代引き手数料・配送日時にも対応。」と記載されています。
配送効率化Shopifyアプリ「Japan Order CSV」でできること
- 日本のフォーマット受注データCSVを出力
- 文字化けや英語圏表記、ハイフンなしの郵便番号などの自動修正
- 各配送業者ごと、代引き手数料などの情報をCSVに出力
「Japan Order CSV」は主に発送情報管理の点で発送効率化を図れるShopifyアプリです。配送情報や受注情報をCSVファイルで出力しても、Excelでひらくと文字化けしてしまう…。そんなShopifyストア運営者の方にとって嬉しい、文字化けなしのCSVファイルを出力することができます。
また、都道府県名や郵便番号、電話番号フォーマットを日本式に対応させてくれるため、配送に関する情報管理がとにかく楽になるShopifyアプリでもあります。「Japan Order CSV」で用意されているプランには以下の2つがあり、有料プランではヤマト運輸や佐川急便、日本郵便、配送日時指定データなどのCSVを出力することも可能です。
利用できる機能 | 価格(月額) | |
---|---|---|
無料プラン |
|
$0 |
コンプリートプラン |
|
$29.99 |
「Japan Order CSV」をおすすめするShopifyストア運営者
- 発送・受注情報をわかりやすく管理したい方
- オリジナルの項目もCSVファイルで出力したい方
- 発送業者に関する情報もCSVファイルで管理したい方
「Japan Order CSV」は無料プランでCSVファイルの整備やオリジナル項目の出力ができるようになります。そのため、発送・受注情報をShopifyストア管理画面ではなく、CSVファイルで管理している方に特におすすめのShopifyアプリです。
有料プランでは発送業者に関する情報や代引き手数料、配送日時データなどを自動反映させることもできます。CSVファイルでより細かな情報を管理したい方には有料プランがおすすめですが、最低限の発送情報を効率的に管理したい方は無料プランの利用で問題ありません。
「Japan Order CSV」の特徴や使い方などの詳細は以下の記事でもご紹介しています。「Japan Order CSV」の導入を検討している方は、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください。
おすすめ配送効率化Shopifyアプリ③「配送日時指定.amp」
最後にご紹介するのは「配送日時指定.amp」というアプリストアで☆4.9の評価を受けているShopifyアプリです。アプリストアの一言説明欄には「お客様が購入時に「配送日」や「配送時間帯」を指定できるようになります。セッティングも簡単で即日利用可能です。」と記載されています。
配送効率化Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」でできること
- 配達日、配達希望時間帯の指定オプション導入
- 日本でよく使われる配送業者ごとの配送時間指定機能
- 置き配、長期配送休暇期間の設定
「配送日時指定.amp」はお客様が配送において指定したい情報を的確に導入することで、発送効率化を図れるShopifyアプリです。日本でよく使われる発送業者であるヤマト運輸や佐川急便、日本郵便にデフォルトで対応しており、各業者ごとの指定可能な配送時間情報も標準で導入されています。
また、4つの配送業者以外を使用したい場合にもカスタマイズ機能で配送業者を追加できるため、配送効率化アプリで「自分のShopifyストアの発送で使っている配送業者がない…」と困ったことがある方にもおすすめのShopifyアプリです。
「配送日時指定.amp」に無料プランはなく有料プランでの利用のみとはなりますが、月額$9.80から利用できるため配送効率を上げたい方は導入してみてはいかがでしょうか。
利用できる機能 | 価格(月額) | |
---|---|---|
ノーマルプラン |
|
$9.80 |
アドバンスドプラン |
|
$19.80 |
「配送日時指定.amp」をおすすめするShopifyストア運営者の方
- とにかく発送に関して柔軟に対応したい方
- 配送業者や配送時間帯をカスタマイズしたい方
- テイクアウトも扱いたい方
「配送日時指定.amp」はとにかく発送に関する情報を柔軟にカスタマイズできるため、配送業者や配送時間帯などを都合に合わせて設定したい方におすすめのShopifyアプリです。「配送日時指定.amp」は対応しているShopifyテーマであれば自動設定も可能であるため、ストレスなく発送効率化を図りたい方にもおすすめできます。
また、最近利用率の高い置き配の設定ができるようになったり、配送業者のカスタマイズ追加機能を活用すればテイクアウトなどの注文管理もできたりとノーマルプランでも利用できる機能が豊富です。発送業務を効率的かつお客様ファーストで行いたい方は、ぜひ「配送日時指定.amp」を導入してみましょう。
「配送日時指定.amp」の特徴や使い方などの詳細は以下の記事でもご紹介しています。「配送日時指定.amp」の導入を検討している方は、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください。
おすすめ配送効率化Shopifyアプリ④「プラスシッピング」
最後にご紹介するのは「プラスシッピング」というアプリストアで☆4.6の評価を受けているShopifyアプリです。アプリストアの一言説明欄には「ECをはじめたばかりのショップさまでも配送業務の効率化をかんたんに実現!アプリユーザー限定で日本郵便の配送料がお安くご利用可能。3クリックで送り状発行&配送日時指定機能も完備!」と記載されています。
配送効率化Shopifyアプリ「プラスシッピング」でできること
- 送り状のかんたん発行
- アプリユーザー限定で特別料金の配送料を利用可能
- CSVファイルなしで送り状の一括発行
- 複数発送元からの配送にも対応
- カート画面に配送日時指定機能の追加
- 日本初の管理画面から配送料金を直接お支払い
「プラスシッピング」は、Shopify事業者に向けて開発された新しいアプリで、アプリをインストールするだけで配送料金をお得にすることができ、さらに送り状発行機能や配送日時指定機能などをネットショップに追加することができます。
さらに、Shopifyの日本製アプリとして初となる、管理画面から直接配送料をお支払いできる機能もついており、配送業務の中で大変な配送料金お支払いの管理も、スムーズに実行することができます。また、お客様へ発送通知メールを送る機能もあり、正確性が担保された発送メールで、顧客満足度も上昇させることもできます。
利用できる機能 |
月額 |
|
通常プラン |
すべて |
$14.90から(月の発送個数によって変動) |
「プラスシッピング」をおすすめするShopifyストア運営者
- 配送料を削減したい方
- 手書きで送り状を書いている方
- ShopifyやECを始めたばかりで特別運賃が適用されない方
- 配送料金の月ごとの請求書や持ち込み時のお支払いが面倒だと感じている方
- 配送業務に関するShopifyアプリを複数導入してコストが圧迫している方
「プラスシッピング」は自社や個人で配送を行っていたり、倉庫などと契約していない事業者におすすめのアプリです。また、すでに配送量があるものの、運賃をさらに安くしたいという事業者にもおすすめです。
Shopifyを使用していて、複数の配送アプリをご利用いただいている方も、このアプリがあれば、複数の機能をまとめることも可能なので、月々の固定費を見直したいという方にもご利用いただけます。
「プラスシッピング」の特徴や使い方などの詳細は以下のページでもご紹介しています。「プラスシッピング」の導入を検討している方は、ぜひ以下のページも合わせて読んでみてください。
まとめ
利用料金 | 強み | こんな方におすすめ | |
---|---|---|---|
配送&注文サポーター | 月額$0から(無料トライアルあり) |
配送希望日時は無料でカートページ追加が可能。 |
手軽かつリーズナブルにお客様目線で利便性の高いShopifyストアを目指したい方 |
Japan Order CSV | 月額$0から(無料トライアルあり) | 文字化けやハイフン、半角全角などの情報を自動修正してCSVファイルを出力できる | 注文情報や発送情報をCSVファイルで見やすく効率的に管理したい方 |
配送日時指定.amp | 月額$9.00から(無料トライアルあり) | 置き配や配送休暇期間などの設定機能がデフォルトであり、カスタマイズ性に優れている |
とにかく発送に関して柔軟に対応できるようになりたい方 |
プラスシッピング | 月額$14.90から(月の発送個数によって変動) | アプリを利用するだけで、配送料金に特別運賃が適用されるだけでなく、送り状発行機能や配送日時指定機能なども利用 することができる。 |
配送料金の削減を行っていきたい方や、アプリ内で配送料金の支払い含めて配送業務を効率化していきたい方 |
情報管理や注文管理が煩雑になりがちな配送の悩みを解決するShopifyアプリを4つご紹介しました。運営しているShopifyストアの運営方針や情報管理体制によって、発生する配送に関するお悩みは違います。今回ご紹介した4つのShopifyアプリを活用すれば、配送に関するお悩みを改善することは可能ですのでお悩みに合わせてShopifyアプリを導入し、より効率的に配送管理をできるようになりましょう。
本記事でご紹介したShopifyアプリの性能やプラン料金、無料プランでの制限などは記事公開時の情報となっております。本記事公開後、アプリ運営会社がアップデートや方針変更をした場合には本記事の情報の限りではございません。最新のアプリ情報は、各Shopifyアプリストアページをご参照ください。
Shopifyアプリの開発、承ります。
SlashApp運営チームは、アプリ開発も行っております。開発したいアプリの概要を教えていただければ、仕様設計から細かくサポートいたします。 ぜひお問い合わせください。