Shopifyは豊富な機能と高いカスタマイズ性を持ちながら低コストで導入が可能なマルチチャネルコマースプラットフォームです。 今回はカスタマイズ性が高いというShopifyが、どういう点について他のプラットフォームと違うのかをまとめてみました。
この記事でわかること
- Shopifyのカスタマイズ性について
- Shopifyアプリをインストールすべきユーザーについて
- Shopifyアプリの効率的なインストール方法について
Shopifyのカスタマイズとは
カスタマイズ性が高いと言うと、思いつくのはHTMLやCSSなどの言語を用いることができるというのが最初に思いつくのではないでしょうか?
もちろんShopifyでもLiquid※とHTMLやCSS等を使うことで、ECサイトのデザインを自由にコーディングすることは可能ですが、コーディングが自由にできるということではほかのプラットフォームと比べても特に強みにはなりません。
※LiquidはShopifyの独自言語です。
Shopifyではエコシステムが充実しており、ECサイト構築を行うパートナーやアプリ開発を行うパートナー、ECサイトのデザインテーマを開発するパートナーなど様々なパートナーが世界中に存在します。
「テーマ」という洗練されたデザインのデザインテンプレートを使ってShopifyの管理画面上で視覚的にサイトのデザインを設定することができるので、必ずしもプログラマーがいないと、ECサイトが構築できないというわけではありません。
また、各テーマではセクションを追加することで、カスタマイズ中のページにどのような要素を持ってくるのか管理画面で設定が可能です。
デザイナーやサイトの運営者のみでECサイトをカスタマイズできるというのはカスタマイズ性が高いと言われている理由の1つです。
Shopifyアプリは7000種以上!
Shopifyのカスタマイズ性が高いと言われるもう1つの理由としては、Shopifyアプリが豊富だからです。
ShopifyアプリはShopifyアプリストアというiPhoneのアプリストアやAndroidのGoogle Playストアのようなマーケットがあり、 そのマーケット内からアプリのダウンロードができます。
ダウンロードしたアプリを自分のECサイト内にインストールすることで、アプリがもつ機能をShopifyストア内で使用することができます。 Shopify アプリは非常に豊富で、無料・有料含めると7,000種類以上のアプリが存在すると言われており、他のECプラットフォームにはない仕組みです。
ではなぜ、そんなに多くのアプリが作られているのかというと、Shopifyは豊富なAPIを提供しているためです。
他のECプラットフォームでもAPIを提供しているプラットフォームは多々存在しますが、商品関連や注文関連のAPIのみ解放していることが多いです。
その点Shopifyは以下のAPIを提供しています。
- アクセスAPI
- 分析API
- 請求API
- 顧客管理API
- 割引API
- イベントAPI
- 在庫管理API
- オンラインストアAPI
- 注文API
- 拡張API
- 製品管理API
- 販売チャネルAPI
- 配送およびフルフィルメントAPI
- Shopify PaymentsAPI
- ストアプロパティAPI
Shopify アプリをインストールすべきユーザーはどんなユーザーか
Shopify自体も定期的にアップデートを行うため機能は豊富ではありますが、日本特有の商習慣に対応しておりません。
例えば、日本のECサイトのほとんどでポイントを機能が備わっていますが、海外ではポイントではなくクーポンの方が一般的です。
そのためShopifyもクーポン機能は標準機能でありますが、ポイント機能はありません。
では、ポイント機能を使いたいECサイトがある場合は諦めなければいけないのかというと、そうではありません。
Shopifyアプリストアからアプリを探してインストールするだけで解決できます。
でも、7,000種を超えるアプリから欲しいアプリだけを探すのってかなり大変ですよね?
Shopify アプリストアでは日本向けの事業者のためにアプリを以下4つにカテゴライズされて表示してあります。
アプリマーケットに欲しいアプリがない・・・・そんな時は
Shopify アプリストアでインストールできるアプリが7,000種以上と多いですが、その中でも自分が本当に欲しい機能が搭載されているアプリがない場合もあるかもしれません。
その時は、アプリ開発を依頼するという選択肢もあります。アプリの内容によって開発工数が変わるので、金額感は依頼する開発会社へお問い合わせしていただく必要はありますが、
まだ国内にShopifyアプリの開発パートナーは少ないです。開発パートナーを選定するときのポイントとしては以下です。
- Shopifyアプリ開発が1つ以上ある
- ShopifyでECサイト構築の経験がある
- システム開発の経験が豊富
上記3つのポイントをクリアしていないとShopifyアプリ開発ができないということではありませんが、3つのポイントをクリアしている方がより作ってほしいアプリになると思います。
ネットイヤーグループならアプリ開発も可能
ネットイヤーグループでは2021年4月からShopifyに精通しメンバーとともにShopify事業を立ち上げました。
ネットイヤーグループでは今まで培ってきたUI/UX・システム開発のノウハウをもとにShopifyのECサイト構築事業やアプリ開発事業を行います。 どんな要件のアプリでも構いませんので、Shopifyアプリ開発を依頼したい方がいれば、ぜひネットイヤーグループにお問い合わせください。
Shopifyアプリの開発、承ります。
SlashApp運営チームは、アプリ開発も行っております。開発したいアプリの概要を教えていただければ、仕様設計から細かくサポートいたします。 ぜひお問い合わせください。